独学でパソコンを勉強したい場合は、リソースが多くてサイト上にも書籍にも情報が多いソフトウェアを選ぶことが大切です。いわゆるメジャーソフトウェアならば困った時にも検索エンジンを使えば、解決方法が比較的に容易に見つけられるからです。これがマイナーなソフトウェアならば、ティップスやチュートリアルを探すことだけでも困難になります。さらにシステム上のエラーやバグが出た時に対処することすら大変なことで、学習しているよりもシステムを直していることの方が多くなってしまうこともあるのです。そうなっては本末転倒なので、独学をする場合はなるべくメジャーなソフトウェアを選ぶことが最初のコツになります。

Windows版のお薦めグラフィックソフトウェアは、業界標準と言われているAdobePhotoshopを選んでおけば間違いありません。長年プロユースにも趣味レベルでも活躍してきたソフトなので、マニュアルも沢山ありますし各種のソフトウェアやハードウェアとも対応しています。便利な機能を後付けでインストールして、作業の時短化なども行えるなどとにかく情報量やノウハウが膨大なのです。だかこそグラフィックデザインの第一線で長年活用されつつ、今も尚新しいバージョンが更新されています。
Photoshopはカメラなどのjpg画像を扱うのに長けたソフトウェアです。暗く写り込んでしまった画像を高精細に明るくすることも、例えばポスターを作るために人物と背景を合成することも出来ます。これはレタッチと呼ばれる技術で、パスやマスクを使いながら切り抜きをレイヤー単位で行っていくのです。
またフィルター機能や描画機能も持っているので、タイトルを入れたりソフトフォーカスやピント合わせなども行えます。
とにかく多機能なソフトなので、マニュアルを読むだけでは使いこなすことは出来ません。実際に動かしながら理解し習うより慣れるという感覚を身に着け、色々な作業をしてみることが上達への近道になります。民間的な資格はありますがやはり現場使うことが、習熟のためには一番力になる環境なのです。
Photoshopは人気なソフトウェアですが、その多機能さ故に以前はとても高価な値段でした。現在はサブスクリプション化が進み、月額単位でレンタルが可能になりましたので初期投資費用が抑えられます。サブスクリプションのメリットはいつでも最新の機能が使えることです。デメリットは定額の料金が毎月かかることになります。