グラフィックデザインで使用されるソフトウェアのタイプは何?
グラフィックデザインを行う場合、様々なソフトウェアが用いられます。主に使われることが追野は、やはりグラフィックを中心に初心者でも加工がしやすいソフトウェアでしょう。多くのグラフィックデザイナーは、主にAdobe社のPhotoshopとillustratorという画像ソフトウェアを使用しています。基本的にPhotoshopは撮影した画像を加工するためのもので、illustratorはグラフィックを作成するためのソフトウェアとなっています。どちらも使いこなせることが好ましく、基本的にこの二つが使えればグラフィック以外の側面でも、多くの活用ができるでしょう。とはいえ、これらは分野によっても違います。

例えば一般的な印刷物や広告を作成するようなグラフィックデザインの場合、主にこの二つが使えれば問題はありません。ですが、何ページにも渡る書籍を作るような場合は、inDesignという別のソフトを使うことも多いのです。特に印刷物を多く扱う場合は、inDesignまで使えるようになっていた方が良いでしょう。
ウェブデザインの場合は基本的にはPhotoshopを使うことが多く、かつてはウェブに特化したグラフィックソフトとしてFireWorksという専用ソフトを使う人もいました。ところが、そのソフトが廃盤になり、今では他にもAdobeMuseや多種多様なソフトを使うこともあり、Photoshopだけでは出来ない事も増えています。
また、最近ではプログラムを扱うグラフィックも増えましたので、この場合は画像処理に数学的な処理やプログラミング的な処理を行う場合もあります。この場合はDreamweaverやBlenderなどを用いて、2Dや3DのCG作成を行います。

コンピューターそのものや立体物を扱う場合は3Dデータを用いますので、CADなどを使うことが多いでしょう。実はグラフィックデザイナーでも3Dの概念が必要になってくる仕事が増えましたので、今ではCADを使うグラフィックデザイナーも増えてきました。
なお、かつてはMacではないと仕事にならない、と主張するグラフィックデザイナーは多かったのですが、今ではその限りではありません。逆に3DなどならMacよりWindowsのほうがまし、という人もいるくらいなので、もしこれから作業をしたいのなら、種類にこだわらずまずは様々なソフトややりたいことのための学習を行っていきましょう。